メンズエステのセラピストになるには、特別な資格は必須ではありませんが、いくつかのステップと考慮すべき点があります。
以下に、メンズエステのセラピストになるための一般的な情報と、役立つ可能性のある資格について解説します。
1. 必要な資格・スキル
必須資格:
メンズエステは医療行為ではないため、国家資格は必要ありませんが、民間資格などがあります。
あると役立つ資格
「AJESTHE認定エステティシャン」などの民間資格は、技術や知識の証明になります。
AJESTHE認定エステティシャンとは・・・?
基本的な知識・技術をもち、担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できる能力を有するエステティシャンに与えられる資格です。
■資格取得条件
次の(1)(2)の両方の要件に該当する正会員者(要証明)
(1)エステティシャンセンター試験に合格
(2)協会認定校での300時間以上コースまたは1000時間以上コースの修了、または実務経験1年以上
アロママッサージなど、特定の施術を行う場合は、においによる効果や特別なお茶などを出すことでの相乗効果の説明などをお客様に伝えることで、信頼性が増すといえるでしょう。
■セラピストにおける重要なスキル
- コミュニケーション能力:お客様との信頼関係を築き、リラックスしていただくために重要です。
- 施術スキル:未経験でも研修で習得できますが、常に向上心と練習が必要です。
- 接客マナー:丁寧な言葉遣いや立ち振る舞いが求められます。
2. 就職までの流れ
■求人探し
求人サイトやエステサロンのウェブサイトで、メンズエステの求人を探します。常に求人は出ているため、門戸は広いといえます。
多くのサロンでは、初心者の方でも実習が行われる研修制度があります。丁寧に教えてくれるところがほとんどですので、未経験者でも安心してください。
施術の技術や接客マナーなどを学んでから実践に入ります。
ただし、お店によってはおざなりな研修をしているところもあるため、スキルアップを求めるのであればしっかりとした研修を行っているところを選ぶようにしましょう。
■応募・面接
履歴書や職務経歴書を準備し、応募します。
面接では、志望動機やスキル、経験などをアピールします。そこまでかしこまらずに素直にスキルアップをしたいとか、純粋に興味があってと伝えるにしましょう。
■勤務開始
研修後、セラピストとして勤務を開始します。
セラピストの給料について
セクシーセラピストの年収は、勤務する店舗や地域、個人の能力によって大きく異なります。一般的な傾向と、年収を左右する要因は以下の通りです。
年収の目安
■一般的な範囲
年収300万円~1000万円以上と、非常に幅広いです。
■高収入の可能性
人気セラピストや、高単価のサービスを提供する店舗では、高収入が期待できます。
特に、指名料やオプションサービスによる収入に大きく影響されます。インセンティブを獲得したり、リピーターとなってくれる人を実力で勝ち取っていく必要があります。
年収を左右する要因
■勤務形態
- 歩合制:施術時間や指名数に応じて収入が変動します。
- 時給制:比較的安定した収入が得られますが、歩合制に比べると高収入は期待しにくいです。時給制にするメリットは低めです。最初は時給制で、慣れてきたら歩合制などにしてもいいかもしれません。
■店舗の立地と客層が大事
都心部や高級店では、客単価が高いため、収入も高くなる傾向があります。ただし、競合も多く質を求めるお客様も多いので注意しましょう。
■個人のスキルと人気
高い施術スキルやコミュニケーション能力を持つセラピストは、指名が多くなり、収入も増加する傾向となります。
今はSNSなどを活用した集客も、収入アップに繋がるため、どんどん自分をアピールしていきましょう。
■オプションサービス
特別なサービスやオプションを提供することで、追加収入を得ることができます。自分だけにしかできないリラクゼーションサービスを提供していきましょう。
注意点
■収入の不安定さ
歩合制の場合、月の収入にばらつきが出ることがあります。そのため、収入が一気に入ったときほど、使い込んでしまったりしないように平均額を計算しながら生活をしていく必要があります。
■税金に気を付ける
高収入を得た場合、確定申告によって所得税が発生します。前年度の収入が税金の支払いとなる点に注意しましょう。
セラピストのやりがい
■キャリアアップが出来る
経験を積むことで、指名が増え、努力次第で収入アップにつながることがあります。安定した収入を得れば店舗内でもしっかりとした地位を築くことが出来、店長やマネージャーなど、キャリアアップの道もあります。
メンズエステのセラピストは、自分の実力や努力次第でどんどん収入が上がっていくやりがいのある仕事です。
ぜひ、興味がある人はチャレンジしてみてください。
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